ご相談内容
人間関係で板挟みになることが多いというAさん。
周りの人が、共通の知り合いに対しての悪口を言っているのを、Aさんは嫌な気持ちになりながらも我慢して聞き入れてしまうそうです。
そのネガティブが、自分自身の中に残ってしまうのではないかと心配しているとのことでした。
親からはとても愛されていて、良い子だとよく褒められていたそうです。
お話をしていくうちに、子どもの頃に我慢をしていたことにAさんは気付きました。
ヒプノセラピー
もう一人の自分
ヒプノセラピーで、Aさんのサブ・パーソナリティと対話することになりました。
「自分自身に不満があり、嫌なことを溜め過ぎたのでスッキリしたい」
「不満があることを認めて、家族と話し合ってほしい」
サブ・パーソナリティのその言葉にAさんは納得し、明るい気持ちになっていきました。
子どもらしくしたかった
子どもの頃のAさん。
まだ5歳位なのに、とても大人びた表情をしています。
その子は本心を語り始めます。
妹がまだ小さくて手が掛かり、お母さんが大変そうだったから、自分がしっかりしなければいけないと思ったこと。
お母さんがお祖母ちゃんに虐められていたから、お母さんを守りたかったこと。
「本当は子供らしくしたかった」
そう言っていました。
Aさんがそれに気付き理解したことで、子どもの頃のAさんはとても子どもらしい表情になりました。
そしてその子を癒していくと、Aさんはとても気分が良くなり気持ちが良いと言っていました。
セッション後
ヒプノセラピーのセッションが終わるとAさんは、「とても気持ちが良く、楽しいような嬉しいような、何とも言えない気持ち」と、とても明るい表情をしていました。
今まで気づかなかった自分の気持ち、本心。
それは心の奥深くに閉じ込めていたのかもしれません。
それを理解し認めることで、心に良い変化が現れてきます。