今回のケース
セッション中にご相談者様が、体に違和感を感じることがよくあります。
今回は、セッション中に手が痺れてきたケースをご紹介します。
セッション中に突然現れた手の痺れ
ヒプノセラピーの誘導中、Aさんは突然右手の痺れを感じ始めました。
姿勢の問題でもなく、ご自身にも原因は分かりません。
そこで、その痺れが何を伝えようとしているのかを丁寧に探っていきました。
すると浮かび上がってきたのは、お母さんとの関係でした。
幼い頃から抱えていた苦しさ
Aさんの中には、
「どうして怒られているのか分からない」
という感覚が残っていました。
お母さんは機嫌によって態度が変わり、Aさんに関係のないことでも怒ることがあったそうです。
事前カウンセリングでも、
- いつも文句を言っていた
- 自分の価値観を押し付けてくる
- 決めつけが多い
- 人の気持ちを考えてくれない
という話が出ていました。
こうした環境で育つと、子どもは常に周囲の顔色をうかがうようになり、自分の気持ちを抑える癖が身につくことがあります。
これはアダルトチルドレンの特徴のひとつでもあります。
お母さんにも癒されていない傷があった
さらに深く見ていくと、お母さん自身にも辛い過去がありました。
お母さんは子どもの頃、本来の家族と離れ、親戚の家の養子として暮らすことになったそうです。
本当は家族と一緒にいたかった。
寂しかった。
悲しかった。
でも、その気持ちを誰にも分かってもらえなかった。
そうした癒されない心の傷が残っていたのかもしれません。
インナーチャイルドを癒していく
Aさんと相談し、お母さんのインナーチャイルドを癒していくことにしました。
現れたインナーチャイルドは、とても小さく、お腹の中の胎児のような姿でした。
その子に寄り添い、安心感を届けながら癒しを進めていきます。
すると少しずつ表情が変わり、笑顔が見られるようになりました。
怒っていたお母さんの姿も穏やかになり、母親らしい優しい雰囲気へと変化していきます。
そんな姿を見たAさんは、
「頑張ったね」
と優しく声をかけていました。
セッション後の変化
セッション後、Aさんは
「気持ちが落ち着いた」 「心が温かくなった」
と話してくださいました。
相手を無理に許す必要はありません。
ですが、その人がなぜそのような言動をしていたのかを理解できると、自分自身の心が軽くなることがあります。
インナーチャイルドの癒しは、過去のためだけではありません。
これからの人生をもっと楽に生きるためのプロセスでもあります。
アダルトチルドレンや親子関係でお悩みの方へ
- 周りの人の顔色をうかがってしまう
- 自分の気持ちが分からない
- 人間関係でいつも我慢してしまう
- 原因の分からない不安や生きづらさがある
そんな方は、幼少期の体験が影響しているかもしれません。
果凛では、ヒプノセラピーを通してインナーチャイルドの癒しをサポートしています。
ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください。
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